« 新谷かおる『ファントム無頼』 | Main | しげの秀一『頭文字D』 »

2006.06.24

毛利甚八 作/魚戸おさむ 画 『家栽の人』

植物と少年を愛する家裁判事を描いた社会派コミック。
少年事件をどう扱うべきか、少年審判とは、という重いテーマを取り上げながら、
エンタテイメントとして読み応え十分にしあげた名作です。
オチというか、処分する少年を植物にたとえるというのがお約束になっているので
(タイトルの “栽”の字はここからきているようです)、
連載当初はぎこちないところがあったものの、
少年事件の難しさ、日本社会の問題点を鋭く突いた好シリーズでした。
(ノリとしては『人間交差点』に近いものがあります)
裁判所が備品として購入した(岐阜かどこか)ことでマスコミにもとりあげられていました。
初めて読む人には、単行本4冊目あたりがおすすめかとおもいます。

オンライン書店ビーケーワン:家栽の人 1

|

« 新谷かおる『ファントム無頼』 | Main | しげの秀一『頭文字D』 »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14644/11585658

Listed below are links to weblogs that reference 毛利甚八 作/魚戸おさむ 画 『家栽の人』:

« 新谷かおる『ファントム無頼』 | Main | しげの秀一『頭文字D』 »