« 『アトムの時代』 | Main | ジュール・ヴェルヌ『アドリア海の復讐』 »

2006.07.25

橋本治『宗教なんかこわくない!』

橋本治…。
この人の小説はあまり読まないのですが、(あ、でも『窯変源氏物語』は良かったかも)同時代評論家?というか、評論的なエッセイのようなものはすごく好きで、よく読みます。
で、今回は宗教なんですね。
オウム真理教事件を題材に「宗教とはなんなのか?、一体何?」という問いにいつもながらの橋本治節で明快なんだかよくわからない答えを出しています。
はっきり言って、ぼくの文章力では橋本治の魅力を伝えることは出来ません(って、おいおい)
この人の文章はひどくわかりやすいところとわかりづらいところが混在していて、でも、そのわかんない部分があとになってからじわじわ効いてきて、ある日突然、「そうか!橋本治が言ってたのはこのことだったんだ!」とばかりに天啓(?)が訪れたりします(笑)
で、ぼくにとっては面白そうに見えた各章のタイトルを挙げると、

・オウム真理教事件から”宗教”を排除すると
・しかしオジサン達は”宗教”と”主義”の間に一線を引けない
・私がカナブンになりたい理由

こんな感じなんですけど、どうでしょう?
面白そうに見えます?
とかく日本人は”宗教”というものに対して腰が引けがちで、特に信仰を持つ必要を感じていないぼくとしては、
「なんだかなあ~」と思うことが多かったのです。
で、そこに出てきたのがこの本。
「そうそう、そうなんだよね~。もっと言ってやってよ!」
と快哉を叫んだわけです。

まあ、でも、もし信仰持つならイスラム教かな…。
ムスリムの人たち、幸せそうですもんね。
20世紀に入っても唯一廃れなかった宗教ですし。

とにかく、橋本治の同時代評論もの、未読の方はゼヒ!

オンライン書店ビーケーワン:宗教なんかこわくない!

|

« 『アトムの時代』 | Main | ジュール・ヴェルヌ『アドリア海の復讐』 »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14644/11602209

Listed below are links to weblogs that reference 橋本治『宗教なんかこわくない!』:

« 『アトムの時代』 | Main | ジュール・ヴェルヌ『アドリア海の復讐』 »