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2006.11.10

チャールズ・シェフィールド 『マッカンドルー航宙記』

太陽系最高の頭脳を持つ天才物理学者マッカンドルー博士。
博士とと女船長ジーニーが遭遇する驚異の出来事を描いた傑作ハードSF。

本が好きだという人でもSFというと、守備範囲外という人はかなり多いでしょう。
ましてハードSF(サイエンス・フィクションのサイエンス重視のもの)となると、いったい何人の人がここを読んでくれてることか。
しかし、この『マッカンドルー航宙記』はよくできたすべての小説がそうであるように、ジャンルの壁などというものは飛び越えてしまってます。
絶体絶命のピンチを切り抜けるマッカンドルー博士の活躍は、
SFというよりも、むしろ本格推理での名探偵の謎解きに近いものがあります。
科学理論が難しげ、とはいっても、本格推理で巧みに張り巡らされた伏線に気がつかないのと同じようなもの。
ただ身を委ねて楽しめばいいだけです。
『黒後家蜘蛛の会』好きな人ならきっといけるはず。

オンライン書店ビーケーワン:マッカンドルー航宙記

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