図書館は動物園に似ていると思った
Tohru’s diary - 図書館利用者は本当に図書館を必要不可欠な施設と思っているのかいな?
そうは言ってもやっぱり数字は大事だよな…ともやもや。
で、このもやもやは『動物園にできること』を読んだ時のもやもやに似ている、と思ったので脊髄反射。
Zoo(動物園)とMenagerie(見せ物小屋)の違いとは?
(図書館と貸本屋の違いとは?)
動物園が果たすべきは、地域住民への環境教育なのか、それとも絶滅に瀕した種の保存なのか?
(図書館が果たすべきは地域住民への貸出・閲覧なのか、それとも絶滅に瀕した書物の保存なのか)
子供のころは好きだったのに大人になるとちょっと…と思う場所。
それなりに利用者はいるのに影の薄い施設。
似てませんかね?(汗)
旭山動物園の成功を追い風にして、動物園は”わりといい位置”を獲得しつつあるように見えます。
テーマパーク化することが動物園の理想とは思いませんが、そこで成功したからこそ本来の役割も果たすことができるというのも事実でしょう。
生き残りのための手段として割りきることも必要なんじゃないかと思います。
もちろん、入場者数が収入につながる動物園と図書館を一緒にするわけにはいきません。
でも、ものすごく利用者の多い図書館であれば、支持されてるのと一緒、と思う気持ちもあったり。
貸出至上主義に批判的な人があえて数字にこだわるとどのくらいの数字が出るのか。
ちょっと見てみたいです。
数字を否定するのではなく、相手の土俵でねじ伏せる。
そして、貸出至上主義の皮をかぶった理想の図書館を…なんて(笑)
競争優位を獲得する最新IT経営戦略 - 第5回 小さな挑戦を繰り返して起死回生を果たした「旭山動物園」
ASTATINE:動物園の役割。